骨伝導イヤホンのパイオニアと言えるブランド、アメリカのShokz(ショックス)。
(※旧AfterShokzからブランド名を変更)
Shokz骨伝導イヤホンの最新モデル「OpenRun Pro」のご紹介です。
以前、前のモデルの「Aeropex」のレビューを書かせて頂いたので、比較した内容などもお伝えできればと思います。
※今回のレビューにあたり、製品サンプルをご提供いただいております。
骨伝導イヤホンとは?
仕事や家事、スポーツをしながら常に音楽を楽しみたい♪という方におすすめなイヤホンが『骨伝導イヤホン』です。
骨伝導イヤホンは、鼓膜ではなく内耳に直接振動を送ることで、音を認識できるしくみになっています。
そのため、耳を完全に覆ったり、塞ぐことなく使用できます。
聞こえてくるのは音楽だけでなく、環境音や生活音。
周囲の環境に気を配りながら、友達とおしゃべりをしながら・・・BGMのように音楽を楽しむことができます。
ノイズキャンセリング機能搭載のイヤホンとは、真逆の楽しみ方ができるイヤホンです♪
『OpenRun Pro』の仕様
シンプルなデザインと落ち着いたカラー展開
『OpenRun Pro』のデザインはとてもシンプル。
ロゴもほどよい大きさで目立ち過ぎず、いいアクセントになっています。
『OpenRun Pro』の付属品。
左からキャリングケース・イヤホン本体・マグネット充電ケーブル。
この他にユーザーガイドと保証書が入っています。
ケースはハードケースで、外部からの衝撃にしっかり対応できます。
『OpenRun Pro』のカラーは、ブラック・ブルー・ベージュ・ピンクの4色。
スモーキーな色味がおしゃれです。自分に似合う色を選びたいですね♪
写真はベージュ。
目立ち過ぎない色で、コーディネートしやすい♪
強化された低音再生
今回改良されたのが、低音の再生です。
新しいShokzTurboPitchテクノロジーにより、今までにないしっかりとした低音再生を実現することができるようになったとのことです。
確かに、実際音楽を聞いてみると、響くような低音を実感できます♪
10時間のバッテリー持続時間
最大10時間の音楽再生と通話に対応。
長時間の使用でも、バッテリーの残量を気にする必要がありません。
急速充電機能
『OpenRun Pro』には急速充電機能が搭載されています。
ケーブルの充電部分はマグネットになっていて、イヤホンと簡単にくっつきます。
充電中はライトが赤く光ります。
ライトが青くなったら充電完了!
1時間で100%充電できます。
充電を忘れてしまっていても、5分間の急速充電で、最大1.5時間の音楽再生が可能!
すぐに使いたい時にとても便利です。
IP55防水・防塵
防水防塵性能は「IP55」。
・防塵5等級:粉塵からの保護
・防水5等級:いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない
水没さえしなければ、ホコリや雨、汗に濡れても心配なし。
スポーツやアウトドアにガシガシ使えます♪
ノイズキャンセリング・マイク
「デュアルノイズキャンセリングマイク」が搭載されているので、周囲の雑音を抑えてクリアな音声を伝えることができます。
まだ使ったことはありませんが、自宅でのオンライン会議などに活躍してくれそうです。
Shokzアプリ
Shokzアプリでは、ペアリング、マルチポイント・ペアリングの簡単設定、リスニングのカスタマイズ、使い方などのヒントを得られます。
マルチポイント・ペアリングでは2台のデバイスをスムーズに切り替えることができます。
「OpenRunPro」と「Aeropex」の比較
OpenRun Pro | Aeropex | |
バッテリー駆動時間 | 10時間 | 8時間 |
充電時間 | 1時間 | 2時間 |
待機時間 | 最大10日 | 10日 |
防水防塵規格 | IP55 | IP67 |
重量 | 29g | 26g |
Bluetooth接続距離 | 10m | 10m |
Bluetoothバージョン | 5.1 | 5.0 |
保証期間 | 2年間 | 2年間 |
前のモデルの「Aeropex」と比較してみると、充電時間が半分の1時間になっています!
充電時間は短くなっているのに、駆動時間は8時間から10時間へ伸びているのはすごく嬉しいポイントですね♪
また重さが「Aeropex」と比べ3g増となっているようですが、装着した感じでは重さの違いは感じられなかったです。
防水規格は少し下がっていますが、雨や汗に十分耐えられる規格にはなっています。
実際に使ってみました!
実際に装着してみると、とても軽く、締めつけ感もないので、優しいつけ心地です。
かと言って、ゆるい感じではなく、身体を動かしても、ズレるようなことはありませんでした♪
↑横から見るとこんな感じです。
↑正面から。あまり目立つことなく装着できます♪
↑髪の長い女性なら、後ろのワイヤー部分も隠れてしまいます♪
『Aeropex』では、音量を上げた時に、少し振動を感じてくすぐったいような感触がありましたが、
『OpenRun Pro』では、音量を上げても、あまり振動を感じず使用することが出来ました。
好きな音楽を流しながら、自宅で作業していても、家族の呼ぶ声が聞こえるのは少し安心感があります。
小さいお子さんがいる家庭でも、子供の声を遮ることなく、好きな音楽やラジオを聞ける♪
ウォーキングしながら、自然の音と音楽を楽しめる♪
トレーニングしながら、音楽で気分を盛り上げる♪
音楽を聞きながら、友達と会話できる♪
自分に合った使い方を見つけたいですね(*^^*)
使い方
《電源オン/オフ》
・電源オン:LEDが青く点滅するまで、電源ボタン/音量+ボタンを2秒以上長押し
・電源オフ:LEDが赤く点滅するまで、電源ボタン/音量+ボタンを3秒以上長押し
《ペアリング》
➀電源オフの状態から操作を開始
➁LEDが赤と青に点滅するまで、電源/音量ボタン+を5秒以上長押し
➂デバイスのBluetooth設定を開き、”OpenRunPro byShokz”を選択
《マルチファンクションボタン》
・音楽の再生/停止:1回押す
・次の曲の再生:音楽再生中に2回押す
・ひとつ前の曲を再生:音楽再生中に3回押す
・通話に出る:着信中に1回押す
・通話を終了する:通話中に1回押す
ボタンの操作は簡単です。
マルチファンクションボタンは、左側のイヤホン部分についています。
少し凹凸があるので、確認しやすく、音楽の再生やスキップなど、デバイスを触ることなく操作可能になっています。
デメリットを考える
骨伝導イヤホンは、耳を塞がない構造のため、やはり周りの雑音が大きいと聞こえずらくなってしまいます。
そして多少の音漏れがあります。これは、音量によって左右されるので、使用する場所と音量を考慮すれば、あまり気にならないかなと思いました。
本格的に音楽を楽しみたい場合は、外部の騒音を遮断するカナル型のイヤホンや、ヘッドホンにはかなわないかなと思いますが、目的や場所に合わせて、骨伝導イヤホンを選ぶ価値はあると感じました。
まとめ
骨伝導イヤホン『OpenRun Pro』は、外部の騒音を遮断するノイズキャンセリングと真逆のイヤホン。
日常の音の中に、音楽が溶け込む感覚を体験できます。
自分だけのBGMをいつでも流しておける♪
ランニングやウォーキング、自宅での作業などにオススメです♪